小型船舶に乗るときや水上バイクに乗るときはライフジャケットが必要です。
ライフジャケットには桜マークがついているものがでないといけません。
桜マークはなんのマークなのでしょうか？
桜マークとは
桜マークとは、型式承認試験及び検定への合格の印のことです。
詳しい安全基準は国土交通省のHPでご確認ください。
インターネットでライフジャケットを購入の際には、桜マークの確認をしましょう。
ライフジャケットを購入する際の注意
ライフジャケットを購入する際、桜マークだけ確認して購入するだけではだめです。
タイプA、D、F、Gがあり、それぞれ使用可能な船舶が違います。
| ライプ | 使用可能な船舶 |
| Ａ | すべての小型船舶 |
| Ｄ | 陸岸から近い水域のみを航行する旅客船・漁船以外の小型船舶 |
| Ｆ | 陸岸から近い水域のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶（水上バイク等）でかつ旅客船・漁船以外のもの |
| Ｇ | 湾内や湖川のみを航行する不沈性能、緊急エンジン停止スイッチ、ホーンを有した小型船舶（水上バイク等）でかつ旅客船・漁船以外のもの |
ライフジャケットを購入の際には、桜マークの有無とともにタイプの確認もしましょう。
ライフジャケットをつけないとどうなるのか
もし小型船舶にライフジャケットをつけないで乗ってしまうとどうなってしまうのか。
乗船者にライフジャケットを着用させなかった船長には、船舶職員及びコタが船舶操縦者法の違反として２点加算になります。
再教育講習を受講する必要があります。
また違反点数が累積すると行政処分で最大６か月の免許停止になりますので注意してください。
膨張式ライフジャケットには点検が必要
膨張式ライフジャケットは保守・点検が必要です。
緊急時にライフジャケットが役にたたなかったということがないように、定期的に点検をしておきましょう。
一度使ったガスボンベは再使用できませんので注意してください。
日常点検についてはメーカーに問い合わせてください。
楽天市場でライフジャケットは売っているのか？
インターネットショッピングだと中国製品がおおいので、ライフジャケットが安いとおもって買ってしまったが、実は日本で承認をうけていない（桜マークがない）商品だったということが多いです。
国土交通省が認めたライフジャケットでないと使えません。（船舶以外で着用義務がない場面で使う場合は大丈夫です。）
楽天市場を見てみましたが、激安の商品は国土交通省のマークがありませんでした。
以下の商品は桜マークがあり、ちゃんと国土交通省の型式承認番号が記載された商品です。
商品を見ていて思ったのが、「欧州規格CE取得製品」というものです。
これは国際的な安全規格のことであって、日本の安全規格ではありません。
あと国交省基準超えという表記です。
国交省の基準を超えた商品であっても、国交省の検査を受け承認番号を得た商品でないと認められません。
極端に値段が安いものはそもそも桜マークがついていませんのでご注意ください。
それでもまったく使えないのかといえば、波が激しい海岸で釣りをする場合や自然の場所でキャンプをする場合などのライフジャケットの着用義務がないときに使えます。
まとめ
小型船舶や水上バイクなどにのる場合はライフジャケットの着用義務が発生します。
ライフジャケットと言っても国土交通省の検査を受け承認番号を得た「桜マーク」のあるものでないといけません。
それと記載されているタイプによって、どの船舶に使えるかが違ってきますので、購入時に気をつけましょう。
タイプAを買っておけばすべての船舶に使用可能です。
インターネット通販で買うときは、ちゃんと桜マークと国土交通省の承認番号とタイプが書いてあることを確認しましょう。
わかりにくい表現のある安い（10000円未満）ライフジャケットは、海外製品で桜マークがないので注意して下さい。
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