自閉症やADHDといった障害を持つ子が多くなってきました。
軽い知的障害でしたら大人の支援があまりいりませんが、中度～重度になると小学生でも大人の支援がないと家に一人ではすごせません。
障害を持っている子は放課後どうしているのでしょうか。
放課後デイサービス
小学校・中学校・高校と、18歳未満まで利用できるのが放課後デイサービスです。
デイサービスというと、高齢者がいくイメージがありますが、あれの障害児バージョンとおもってもいいかもしれません。
学校が終わったら、学校までデイサービスの人がお迎えにいきます。
たいてい利用者は支援学校の生徒さんなので、支援学校にはたくさんの車が待機しています。
ハイエースなどの大きな車で送迎をおこない、各施設まで連れていきます。
デイサービスでの過ごし方（予想）
実際に子供がデイサービスを利用していますが、利用中の様子はみれないため、はっきりどうのようにすごしているかプリントにかいてある様子しかわかりません。
施設についたら連絡帳をだしたり水筒をだしたり、健康のチェックをしたりします。
おやつを食べてお遊んだり課題をしたりします。
学童と違って職員さんが多いです。
排泄の感覚やトイレに連れて行ったりしてくれます。
その子の発達に応じた対応をしてもらえます。
１年に１回面談をする
１年に１回施設の職員と面談があります。
いまの発達の状態や家でのすごしかた等聞かれます。
トイレに介助がいるかとか、食事のときに介助がいるかとか、好きなものはなにかとかですね。
服は自分で着られるかとか、寝るときはどうしているとか、詳しいことも聞かれます。
１度経験しておくと、来年のときはすぐいえるようになります。
母親が仕事をしていると、どの程度できるかなんて詳しく覚えてないことも多いですね。
意外と家ではできないけど、施設ではできていることもあるので、あまりできなくても気にしなくていいと思います。
発達状態を見たうえで、どのように支援していくかを決めます。
こちらが細かく決めなくても、職員さんがあらかじめ決めてくれるので、それを聞いて承諾するか修正するかを決めます。
書類を作成してもらって、サインをします。
放課後デイサービスの利用時間は？
気になる放課後デイサービスの利用時間はどうなのでしょうか？
曜日は月曜日から金曜日までは学校があるので確実にあいています。
土日は施設によって日曜祝日は閉まっていたり、お盆と正月以外は開いているところがあります。
利用する前によく調べておいたほうがいいですね。
時間は学校がある日は放課後から17時まで。
延長で18時までのところが多いです。
最終利用時間は施設によって違ってきますので問い合わせてみたらいいですよ。
連絡なしでお迎えが遅れると職員さんが迷惑しますので、お迎えが利用時間外になりそうならすぐに連絡をいれましょう。
放課後デイサービスを利用するためには
放課後デイサービスを利用するためには、市役所の障害福祉課とかこども福祉課などにきいてみてください。
わたしが聞いたのは、療育手帳が発行されていたら利用ができると聞きました。
しかし療育手帳がなくても利用できるようです。
知能指数がある程度低く、知的障害と認められたら利用できるのかもしれません。
詳しくは市役所の職員さんにきいたほうがいいです。
わたしは療育手帳発行といっしょに利用申し込みをしたので。
療育手帳が発行されると、市役所職員さんがいろいろ利用できる福祉サービスを教えてくれます。
そのときに施設の利用を希望したのですぐに手配がはじまりました。
子供に知的障害があるのでは？と思ったら市が行っている発達相談をうけたり、通っている保育園などで発達相談をすると、市役所の障害福祉とつながります。
情報をきけると思いますので、きになったら相談してください。
まとめ
放課後デイサービスを利用すると、土曜日とかは車で遠出して公園で遊ぶそうです。
またお菓子作りなどイベントもあります。
地域によって違うかもしれませんが、畑があって芋をうえたり大根を植えたりします。
収穫の時期になると子供が持って帰ります。
楽しそうですが、中には合わない子がいるようで、お迎えにいくと様子が変なときがあります。
そこはやはり障害児。
言ってもわからない子もいます。
よく髪の毛をひっぱられるので髪の長さを気にして、いつもまるがりにしないと気が済みませんでした。
気の合う子がいるといいのですが、あまり付きまとうと喧嘩になるので職員さんも大変です。
障害がある子を育てるのは大変です。
小さい時に障害に気が付いてあげられたら、少しは育児も楽になったのかなと思います。
ほかの子よりできない、と思わないで。
違う目線でみたらできることがいっぱいあります。
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