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一般就労から就労継続支援A型へ!仕事が続かない私が受給者証の申請や3つの事業所で働いたリアルな体験談

卒業後の暮らし

こんにちは、kinoです!

子どもが支援学校に通っていると、「卒業後の進路はどうなるんだろう?」「就労継続支援A型やB型って、実際はどんなところ?」と不安になることも多いですよね。

実は私自身、もともとは一般就労でバリバリ働いていました 。でも、障害のあるわが子の通院や学校行事で仕事を休まなければならず、職場の理解を得るのが難しかったんです 。周りに申し訳ない気持ちになったり、一緒に働く人と上手くいかなかったりで、メンタルを壊しては仕事を転々とする日々を送っていました

kino
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「私って、なんでこんなに仕事が続かないんだろう……」

そんな風に自分を責めて無理やり働いていたときに出会ったのが、「就労継続支援A型」という働き方でした

今回の記事では、一般就労を辞めてからA型事業所へ入所するまでのハローワークや市役所での手続きの流れ、そして私が実際に経験した3つの事業所のリアルな仕事内容やメリット・デメリットを包み隠さずお話しします!「わが家の場合はこうでした」という実感を大切にまとめたので、お子さんの将来の選択肢を考える参考になれば嬉しいです

この記事でわかること

  • 一般就労から就労継続支援A型へ切り替えたkinoのきっかけ

  • ハローワーク・市役所での手続きや「自宅での聞き取り調査」のリアルな流れ

  • A型事業所の見学で必ず確認しておくべきチェックポイント

  • 実際に働いた3つの事業所(軽作業・パソコン・最新AI)のメリットとデメリット

1. 一般就労を転々とした日々。私が就労継続支援A型を目指したきっかけ

私は精神障害者保健福祉手帳(精神3級)を持っています 。手帳を取得した当初は、市役所などで就労に関する説明は一切なく、むしろ「配偶者がいるから支援はありません」と言われてしまい、「手帳を取っても意味がなかったのかな……」と後悔したほどでした

そのため、最初は土日を含めたパートや、出勤日を自由に決められる業務委託など、なんとか一般就労で働こうとあらゆる職場を転々としていました 。しかし、障害のある子どものケアをしながら働くのは想像以上に大変です。面接時には「理解がありますよ」と言われても、いざ現場に入ると一緒に働く人たちとの間でギクシャクしてしまい、結局メンタルを壊して辞めてしまう……という悪循環を繰り返していました

直近で働いていた派遣先の仕事でも、新しい業務をほとんど教えてもらえないまま「作業が遅い」と指摘され、とうとうメンタルが限界を迎えて退職しました

そんなときに偶然目にしたのが、「仕事が長く続かない人のための働き方」という就労継続支援A型の広告でした 心療内科に通院しており、一般就労が難しく支援が必要という判断があれば利用できると知り、「私も支援を受けながら、メンタルを回復しつつ仕事をしたい!」と、最初は軽い気持ちで一歩を踏み出すことにしたのです

2. 相談員決めから自宅への聞き取りまで!申請手続きのリアルな流れ

前職の派遣先を辞めて2週間ほど自宅で療養した後、私はまずハローワークへ向かいました

① ハローワークから市役所へ

すでに手帳を持っていたため、ハローワークでは「障害者用の担当窓口」に案内されました 。そこでA型事業所の求人に応募したいと伝えたのですが……実はここで初めて、「利用するためには市役所で受給者証の手続きが必要」ということを知りました 。ハローワークの通常の案内では最初から受給者証の仕組みについて詳しく教えてもらえなかったので、ちょっと拍子抜けしたのを覚えています

そこで、事業所の見学日を決めるのと並行して、大急ぎで市役所の障害福祉課へ向かいました

② 相談支援専門員(相談員)を決める

市役所で書類に記入すると、「相談員をつけなければいけない」と言われ、相談員がいる事業所の一覧を渡されました 。そこから自分で連絡して決める必要があったのですが、私の地域では選べるほど数が多くなかったため、比較的新しめの事業所を選んで電話をかけ、契約を交わしました

相談員さんは、将来どうしたいかを聞きながら、就労に向けた「計画書」を作成してくれます 。私は運よく話しやすい方に出会えましたが、相談員さんとの相性はとても大切です 。もし地域にたくさん選択肢があるなら、一度会って話をしてから誰にお願いするか決めるのがおすすめですよ

③ 自宅での「聞き取り調査」

相談員が決まると、いよいよ市役所の担当者と相談員が自宅にやってきて「聞き取り調査」が行われます 家での様子や、生活面がどれくらい自立しているか(朝時間通りに起きられるかなど)を1時間ほどかけて確認されました

自宅に他人が入るため少し嫌な気持ちにもなりましたが、「申請のため!」と思ってがまんしました 。この聞き取りの際、私は「自分がどれだけメンタルを壊しているか、ありのままを包み隠さず話すこと」を意識しました パッと見は普通に生活できているように見えてしまうため、よく見せようと無理をしてしまうと「支援は不要なのでは?」と判断されてしまう可能性があるからです 。子どもを育てるために必死に朝起きている家庭の状況や、お医者さんに通っている現状もすべて正直に伝えました

3. 初めての入所までは1か月半!A型事業所の「見学」で見ておくべきポイント

私の場合は、初めてのA型利用ということもあり、最初の申請から受給者証が発行されて実際に働けるようになるまで約1か月半かかりました もし「生活費のために1日も早く働きたい!」という場合は、ハローワークで求人を探すよりも前に、まず市役所や相談員さんに相談して手続きをスタートさせておいたほうがスムーズだと思います

また、A型事業所は「いきなり面接して採用」ではなく、【見学 → 納得したらハローワークを通して面接予約】というステップを踏むのが基本です 。求人サイトで見つけた場合でも、見学の後は一度ハローワークに行って求人票を出してもらう必要があります 面接の際は履歴書を持参しましたが、一般就労とは違って「職職歴書(職務経歴書)」の提出は求められず、簡単な面接と業務説明だけでその日のうちにすぐ採用が決まりました

💡 kino流・事業所見学のチェックリスト

一般の職場よりも長く、安心して働くためには、見学の段階で以下のポイントを細かく確認しておくことが本当に大切です

  • 具体的な業務内容: 軽作業なのか、パソコン作業なのか、どんな種類があるか

  • 業務の希望が通るか: 複数の作業がある場合、やりたい仕事を考慮してもらえるか

  • 事業所内の雰囲気と人間関係: 他の利用者はどんな人か、トラブルを起こしそうな人はいないか

  • お昼時間の過ごし方や、個人の荷物置き場: 休憩時にリラックスできる環境か

  • 通勤手段と駐車場の有無: 自家用車での通勤ができるか、駐車場は確保されているか

特に、事業所の外に出て働く「施設外就労」がある場合、見学の時点では実際の現場を見られないことが多いので、どんな環境でどんな作業をするのか、サビ管(サービス管理責任者)や支援員の方によく聞いて自分に合うか考える必要があります

4. 軽作業から最新AIまで!私が実際に働いた3つのA型事業所体験談

「A型事業所って、ずっと内職のような軽作業をしているの?」と思われがちですが、実は事業所によって仕事内容はまったく異なります 。私はこれまでに3つの事業所を経験しました。それぞれのリアルな内情をお伝えします。

【1つ目の事業所:A事業所】軽作業と施設外労働

A型事業所のほかに、就労移行支援と放課後等デイサービスが一緒になっている施設でした

  • 主な仕事内容: 自動車部品の組み立て、チラシの折り込み、フリーペーパーの配布、野菜の袋詰め、冷凍・冷蔵食材の配達助手など

  • 良かった点: 時間があいたときに、ミシンを使ってバッグを作る「ハンドメイド」の作業をさせてもらえたことです 。自分たちの興味があることをやらせてくれて、完成品はイベントで販売もされました

  • 大変だった点(デメリット): その日に何の作業をするかは、朝通所したときにホワイトボードを見るまで分かりませんでした 。そのため「この作業がしたい」「合わないから拒否したい」という選択が一切できませんでした また、施設外労働で一般の食品工場やかまぼこ工場に行った際、一般社員の方と同じスピードを求められました 。私は「できるから」という理由で複雑な作業に回されたのですが、「失敗が許されない」というプレッシャーから過呼吸を起こしそうになり、体調を崩してしまいました 。さらに、夏の暑い日中に暑さ対策のアナウンスがないまま屋外での草伐採作業(刈り取った草をトラックに載せる作業)をさせられたこともあり、汗拭きタオルすら用意できずに体がかなりきつかったです

【2つ目の事業所:B事業所】パソコンデータ入力と制作

A事業所で体調を崩したため、相談員さんに事情を説明して退職し、次に選んだのがB事業所でした (ハローワークで求人票を出してもらい面接する流れは同じです )。

  • 主な仕事内容: 本の内容をパソコンでテキストデータ化するタイピング作業 。また、グループ会社が運営する幼稚園や児童クラブの子どもたちに送るカードなどの「制作」作業

  • 良かった点: 「制作」の仕事では、完成品に向けて「どうやったら他の利用者さんが作業しやすくなるか」をサビ管さんと一緒に考えるのがとても楽しく、私の工夫に対する評価も高かったです 。利用者からパート(支援員)への登用を提案されるほど居心地がよく、業務内容ものんびりしていて最高でした (不安があったためパートはお断りしました )。

  • 大変だった点(デメリット): 事業所内の環境トラブルです。1つしかないトイレを利用者が占領してしまったり、業務時間内に寝ている人がいたり、事業所のやり方に不満を持つ利用者が他の人と大きな声で言い合いを始めたり…… 。そうした人間関係のストレスから体調を崩してしまいました 「在宅勤務(在宅通所)」への切り替えを希望したのですが、あいにく空き待ちで変更できず、涙をのんで退職することになりました

【3つ目の事業所:C事業所】(現在利用中)最新のAIを使ったパソコン業務

B事業所で在宅への切り替えができないと分かったタイミングで、「最初から在宅勤務ができるところを探そう!」と見つけたのが現在のC事業所です

  • 主な仕事内容: 新しく立ち上がったばかりの事業所で、パソコンを使い、最新のAI技術を活用した仕事をしています

  • 現在の様子: 在宅勤務の希望が叶い、B事業所のような人間関係の直接的なトラブルに巻き込まれることもなく、自分のペースで安心して働くことができています

5. まとめ & これから進路を考える保護者の方へ

一般就労を諦めて就労継続支援A型を選んだ私の体験談、いかがでしたでしょうか?

最後に、A型事業所選びで失敗しないための重要ポイントを振り返ります。

  1. 手続きは「相談員さん選び」から! ハローワークだけでなく、市役所の障害福祉課へ行き、信頼できる相談員さんを味方につけることが第一歩です

  2. 聞き取り調査では「ありのままの困りごと」を伝える! 無理に自分をよく見せようとせず、日頃のしんどさや家庭の状況を包み隠さず話すことが適切な支援に繋がります

  3. 事業所によって仕事内容も環境も180度違う! 軽作業、施設外労働、パソコン作業、在宅勤務など、形は様々です 。必ず見学に行き、業務内容の希望が通るか、職場の雰囲気はどうかを自分の目で確かめてください

A型事業所は、雇用契約を結んで最低賃金以上の給料をもらいながら、支援を受けて働けるとても心強い場所です。しかし、事業所の体制や人間関係によっては、私のように過呼吸を起こしたり体調を崩したりすることもあります 。だからこそ、お子さんの進路を考えるときも「本人の特性に合っているか」「環境の変化に対応できそうか」をじっくり見極めてあげてほしいなと思います。

※福祉サービスの手続きの流れや受給者証の発行期間、在宅勤務の可否などは、お住まいの地域や自治体、学校、事業所によって異なる場合があります。具体的な検討を進める際は、必ず学校の進路担当の先生や、自治体の障害福祉窓口、または担当の相談支援専門員(相談員)の方に最新の公式情報を確認してくださいね。

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