こんにちは、kinoです!
お子さんが支援学校の中学部から高等部へ進学する時期が近づくと、学校生活のさまざまな変化が気になってきますよね。その中でも、毎日の登下校に関わる「通学方法」は、保護者にとって非常に切実な問題です。
ネットの口コミやママ友の間の噂で、「高等部に上がるとスクールバスに乗れなくなるらしい」「みんな自力で電車やバスに乗って通わなきゃいけないの?」という話を耳にして、不安で胸がいっぱいになっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「もしバスが使えなくなったら、毎日の送迎は仕事や家事と両立できるかしら……」 「うちの子の特性を考えると、1人で公共交通機関を利用させるのは安全面でどうしても怖い……」
そんな風に、先のことが見えなくて焦ってしまう気持ち、本当によく分かります。結論からお伝えすると、すべての生徒が一律でスクールバスに乗れなくなるわけではありませんので、まずは深呼吸をして安心してくださいね。
今回は、重度知的障害と聴覚障害のあるわが子が高等部3年生になった今でも現役でスクールバスを利用しているリアルな体験談をベースに、支援学校高等部の通学事情や、焦らずに学校へ相談するための大切なポイントを詳しくお話しします!
この記事でわかること
- 支援学校高等部におけるスクールバスの利用基準と学校側の方針
- 周りが自力通学の練習を始めたときの保護者のリアルな葛藤と焦り
- 進路個別面談で担任の先生に我が子の状況を伝えるときの相談のコツ
- ネットの噂やプレッシャーに負けず、子どもの安全を最優先にする大切さ
1. 支援学校高等部の通学方針とは?自力通学の推奨とスクールバス継続の現実
中学校までの義務教育期間とは異なり、支援学校の高等部では、将来の社会自立や卒業後の通勤を見据えて、徒歩、電車、路線バスなどを使った「自力通学(単独通学)」の練習を推奨する方針をとる学校が多く見られます。これは、少しでも1人で移動できる力を在学中に身につけさせてあげたいという、学校側の温かい教育目標でもあります。
しかし、ここで大切なのは、これが「全員に対する強制ルールではない」ということです。
障害の程度や特性、あるいは安全確保の観点から、どうしても単独での通学が難しい生徒に関しては、高等部に進学してからもスクールバスの継続利用が認められるケースがほとんどです。「高等部になったからバスは一切禁止!」と一律で排除されるわけではないので、どうか安心してください。
学校側も、子どもの安全が第一であることは十分に理解しています。無理に自力通学をさせて事故やトラブルが起きては本末転倒だからです。
2. 【わが家の体験談】周りが自立に向けて動き出す中での焦りと葛藤
わが家の sterilization 子どもには、重度の知的障害と聴覚障害の重複障害があります。当然、1人で踏切を渡ったり、電車の乗り換えを正しく判断したりすることは肉体的なリスクが非常に高く、単独通学はどう考えても不可能な状態でした。
そのため、高等部に上がる前は「本当にバスに乗り続けられるのだろうか」と、夜も眠れないほど心配した時期がありました。
実際に高等部進学前の進路個別面談の時期になると、周囲の同級生の保護者の方からは「学校から『自力通学の練習をしてみませんか?』と提案された」「少しずつ路線バスに乗る練習を始めた」というリアルな声が聞こえてくるようになります。
周りのみんなが少しずつ自立に向けて一歩を踏み出し、未来へ進んでいる様子を目の当たりにすると、親としてはどうしても心の中に焦りが生まれてしまうものです。 「わが家はこのままずっとスクールバスのままでいいのだろうか……」 「高等部だから、もっと自立を目指して親が付き添ってでも無理に練習させるべきなのかな……」
そんな風に、周囲と我が子を比べてしまい、少し取り残されたような寂しさやプレッシャーを感じることもありました。しかし、今振り返れば、そのネットの噂や周囲のペースに必要以上に惑わされる必要は全くなかったと感じています。
3. 焦らなくて大丈夫!進路個別面談で先生に正直に相談するステップ
私がその不安を解消できたのは、中学3年生のときに行われた進路個別面談の場でした。
面談の席で、私は担任の先生に、心の中にあった不安や我が子のリアルな状況をすべて正直に打ち明けました。 「単独での移動は、飛び出しや周囲の状況判断の遅れなど、安全面で非常にリスクが高いこと」 「もしスクールバスが使えなくなった場合、親が毎日往復でお迎えや送迎をすることには、仕事や下の子の都合もあり体力的に限界があること」
これらを飾らずに、ありのままお伝えしたのです。すると先生はしっかりと耳を傾けてくださり、「kinoさん、大丈夫ですよ。お子さんの安全が一番ですから、高等部に上がってからもスクールバスを継続して利用しましょう」と、温かく言ってくださいました。
この一言で、肩の荷がスッと軽くなったのを今でもよく覚えています。
地域や学校によって、スクールバスの利用基準や路線の見直し時期、定員枠などは細かく異なります。だからこそ、一番の解決策は「中学3年生の進路個別面談など、できるだけ早い段階で、学校や相談支援専門員に我が子の状況を伝えて直接相談・確認しておくこと」です。1人で悩み続けるよりも、専門家や先生と強力なタッグを組んで、早めに方針を決めておくのが一番焦らなくて済む方法だと実感しています。
4. まとめ & 通学方法に悩む保護者の方へ
支援学校高等部におけるスクールバスの利用と通学事情について、わが家の体験を交えてご紹介しました。重要ポイントをもう一度整理してみましょう。
- 高等部では将来の自立を見据えて「自力通学」を推奨する学校が多いですが、全員が一律でスクールバスに乗れなくなるわけではありません。
- 障害の程度や安全確保の観点から単独通学が難しい場合は、高等部でもスクールバスの継続利用が認められるケースがほとんどです。
- 周りが自立の練習を始めても焦る必要はありません。我が子の安全を第一に考えることが最も大切です。
- 中学3年生の進路個別面談など、早い段階で学校や相談支援専門員に相談し、確認をとっておくのが安心への近道です。
「高等部だから自立しなきゃ」という周囲からの目に見えないプレッシャーを感じることもあるかもしれません。しかし、子どもの成長のスピードはそれぞれ違います。まずは何よりも「子どもの毎日の安全」を最優先に考えて、納得のいく通学方法を選んでくださいね。
※スクールバスの利用基準、路線の運行ルート、申請手続きの締め切りなどは、お住まいの地域や自治体、各学校によって運用が大きく異なる場合があります。具体的な検討や確認を進める際は、必ずお子さんが通う学校の担任の先生や進路担当の先生、自治体の障害福祉窓口、または担当の相談支援専門員(相談員)の方に直接相談し、最新の公式情報を確認してくださいね。
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