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支援学校高等部の入試・選考スケジュール|事前面談から合格発表・入学説明会まで

支援学校

障がいのある子どもが通う総合支援学校には、小学部・中学部・高等部があります。

小学部と中学部は義務教育ですが、高等部は義務教育ではありません。

そのため、支援学校の中学部に通っていても、高等部へ進学するときには入試のような選考があります。

わが家の子どもは小学部から支援学校に通い、中学部から高等部へ進学しました。

この記事では、支援学校高等部へ進学するときの流れについて、保護者の体験をもとにまとめます。

支援学校高等部の入試・選考はいつあるのか、どんなスケジュールで進むのか、保護者は何を準備すればいいのかを知りたい方の参考になればうれしいです。

※この記事は2026年時点の体験をもとに書いています。
支援学校高等部の選考内容やスケジュールは、地域・学校・学科によって違う場合があります。詳しい日程や必要書類は、必ず通っている学校や進学希望先の支援学校に確認してください。

支援学校高等部とは

支援学校は、知的障害・発達障害・身体障害など、障害のある子どもが通う学校です。

小学部・中学部では、子どもの障害特性に合わせた支援や学習が行われます。

そして、義務教育である中学部を卒業したあとに進学するのが、支援学校高等部です。

高等部は、高等学校とは違います。

そのため、保護者としては、

「高等部って高校と同じなの?」
「支援学校の高等部にも入試があるの?」
「高等部を卒業したらどうなるの?」

と迷うことがあると思います。

支援学校高等部では、学習だけでなく、卒業後の生活や就労に向けた作業学習も多くなります。

地域の支援学校によって学科は違いますが、わが家の地域の支援学校には、一般就労を目指す学科と、重度の子の支援を中心とした普通科があります。

普通科でも、卒業後の生活や就労に向けて、作業の時間が多く取られています。

支援学校高等部を卒業したあとはどうなる?

支援学校高等部を卒業したあとは、進路が大きく分かれます。

わが家の周りでは、卒業後は福祉事業所へ通所する子が多いです。

たとえば、

  • 生活介護
  • 就労継続支援B型
  • 就労継続支援A型
  • 一般就労
  • 障害者雇用
  • 進学

などがあります。

支援学校高等部を卒業しても、一般的な意味での「高等学校卒業」とは違うため、保護者は戸惑うことがあるかもしれません。

ただし、進学を希望する場合は、大学や専門学校などの受験資格に関わることもあるため、必ず学校の先生に確認した方が安心です。

ほとんどの子は、高等部在学中に実習や事業所見学をしながら、卒業後の進路を決めていきます。

高等部への進学はゴールではなく、卒業後の生活に向けた準備の始まりでもあります。

支援学校高等部へ進学するときのスケジュール

ここからは、わが家の子どもが支援学校中学部から高等部へ進学したときのスケジュールを紹介します。

もともと支援学校の中学部に通っている場合、高等部への進学手続きは、学校から案内があります。

中学部3年生になると、高等部へ進学するかどうかを学校に伝えます。

その後、事前面談、願書提出、選考日、合格発表、入学説明会という流れで進みました。

大まかな流れは、次のようになります。

  1. 中学部3年生で進学希望を学校に伝える
  2. 高等部の事前面談を受ける
  3. 願書を提出する
  4. 選考日に学力検査・行動検査を受ける
  5. 合格発表
  6. 入学書類を受け取る
  7. 入学説明会に参加する
  8. 必要な物品を準備する

支援学校高等部の入試・選考スケジュールは、地域や学校によって違います。

ですが、保護者が仕事を休まないといけない日もあるため、早めに流れを知っておくと安心です。

10月ごろに高等部の事前面談がある

願書を出す前に、高等部の先生との事前面談がありました。

わが家の場合は、10月ごろでした。

面談には、

  • 高等部の先生
  • 中学部の担任
  • 子ども本人
  • 保護者

が参加しました。

面談では、子どもの障害の程度、できること、苦手なこと、学校生活で配慮してほしいことなどを聞かれました。

親からも、高等部へ進学したあとに配慮してほしいことを伝えます。

たとえば、

  • こだわりが出やすい場面
  • 集団行動で苦手なこと
  • 着替えやトイレのこと
  • パニックになりやすい状況
  • 言葉で伝えるのが苦手なこと
  • 体調面で気をつけてほしいこと

などです。

その場で急に聞かれると、うまく説明できないこともあります。

事前面談の前に、子どもの様子や配慮してほしいことをメモしておくと話しやすいです。

わが家の場合、学校全体の集会やイベントで高等部の先生と顔を合わせることもあり、まったく知らない先生ではなかったのが救いでした。

高等部の見学や体験がある場合もある

高等部に進学する前に、見学の機会もありました。

作業をしている様子や授業の様子を見ることができました。

わが家の子どもの場合は、実験に一緒に参加して体験できる場面もありました。

高等部に入ったらどんなことをするのか、子ども本人が少しイメージできたと思います。

ただし、見学や体験の内容は学校によって違います。

支援学校高等部への進学を考えている場合は、見学できる機会があるかどうか、早めに確認しておくとよいです。

願書提出は中学部を通して行うことが多い

進学先を支援学校高等部に決めたら、願書を提出します。

支援学校の中学部に通っている場合、願書は中学部でもらうことができます。

提出も、中学部から高等部へ出してもらえることがあります。

同じ敷地内に高等部の校舎があると、こういうときに手続きがしやすいです。

ただし、願書の提出期限は必ず確認してください。

地元の中学校から支援学校高等部を希望する場合は、今通っている中学校と進学希望先の支援学校の両方に確認が必要になることもあります。

支援学校高等部の選考日は何をする?

わが家の地域の支援学校では、「入試」ではなく「選考日」という言い方をしていました。

検索では「支援学校 高等部 入試」と調べる方も多いと思いますが、実際には学校から「選考」と説明されることがあります。

選考日は、朝から保護者同伴で支援学校へ行きました。

受付をしたあと、子どもは学力検査と行動検査を受けます。

保護者は指定された場所で待機します。

受ける学科によっては、面接がある場合もあります。

選考は午前中で終わり、そのまま下校になりました。

学力検査は国語と数学があった

わが家のときは、学力検査は国語と数学でした。

問題のレベルは、小学生から中学生まで幅広く出ると聞きました。

支援学校高等部の入試・選考だからといって、全問を完璧に解く必要があるというより、解ける問題から取り組むことが大事だと感じました。

まじめな性格の子や、こだわりが強い子の場合、わからない問題を無理に解こうとして止まってしまうことがあります。

そうすると、本当は解ける問題まで進めないことがあります。

そのため、選考日前に、

  • わからない問題は飛ばしていい
  • できる問題から解いていい
  • 最後まで見てから戻ってもいい

という練習をしておくと安心です。

学力検査は30分が2回ありました。

30分間、椅子に座って問題に取り組む必要があります。

長く座るのが苦手な子は、家でも少しずつ練習しておくとよいと思います。

点数が低いと不合格になるのか不安だった

保護者としては、選考日にとても不安になります。

「ちゃんと答えられているかな」
「点数が低いと落ちるのかな」
「支援学校の高等部でも不合格になることがあるのかな」

と、ハラハラしました。

わが家の子どもは、定員数の上限がない普通科を希望しました。

普通科の場合は、学力だけで合否が決まるというより、子どもの様子を見る意味合いもあると聞きました。

そのため、中度・重度、重複障害がある子の場合でも、必要以上に不安になりすぎなくてよいと思います。

ただし、一般就労を目指す学科など、定員がある学科では不合格になる可能性もあります。

子どもの特性や将来の進路を考えながら、どの学科を希望するかを学校とよく相談した方が安心です。

行動検査は体操服で行った

行動検査は、体操服に着替えて行いました。

時間は1時間くらいだったと思います。

体を動かす内容があるため、水筒とタオルを持参しておくと安心です。

選考日の持ち物は学校から案内があります。

前日までに、

  • 体操服
  • 水筒
  • タオル
  • 上履き
  • 筆記用具
  • 必要書類

などを確認しておきましょう。

選考日の保護者は待機する

選考中、保護者は指定された場所で待機していました。

自家用車で待機する場合は、受付に緊急連絡先を伝えておけばよいと言われました。

子どもが検査を受けている間、保護者は何もできません。

でも、呼び出しがある可能性もあるので、学校の指示に従って待機しておく必要があります。

待ち時間が長く感じるので、飲み物や時間をつぶせるものを持っておくとよいです。

合格発表は支援学校に張り出される

合格発表は、支援学校に張り出されました。

支援学校の中学部に通っている場合は、担任の先生から保護者に合否の連絡がありました。

そのあと、保護者が学校へ行き、入学書類を受け取りました。

合格発表の日は、子ども本人が学校へ行く必要はありませんでした。

保護者が学校へ行き、書類をもらうだけです。

この日も、仕事をしている保護者は予定を空けておく必要があります。

3月下旬に入学説明会がある

3月下旬ごろに、高等部の入学説明会があります。

支援学校の小学部や中学部でも入学説明会がありましたが、それと同じような流れです。

入学説明会では、高等部で必要な物品や学校生活について説明があります。

必要なものを確認してから、学校で使うものを購入します。

制服やリュックサックなど、早めに用意したくなりますが、説明会の前に自己判断で買うのは待った方がよいです。

学校指定のものと違ったり、就学奨励費の対象にならなかったりする可能性があります。

わが家も、説明会があるまでは買わずに我慢しました。

3月は保護者もかなり忙しい

支援学校高等部の入試・選考スケジュールで、保護者が大変だと感じたのは3月です。

3月は、

  • 卒業式
  • 選考日
  • 合格発表
  • 入学説明会

が続きます。

生徒本人も忙しいですが、保護者も学校へ行く日が多くなります。

仕事をしている場合は、休みを取る日が増えるかもしれません。

有休を使う予定がある場合は、年度末に少し残しておくと安心です。

支援学校高等部の選考前に準備しておくこと

支援学校高等部の選考前に、家庭で準備しておくとよいと思ったことをまとめます。

子どもの様子をメモしておく

事前面談では、子どもの障害特性や配慮してほしいことを聞かれます。

普段の生活で困っていることや、高等部でも続けてほしい支援をメモしておくと話しやすいです。

わからない問題を飛ばす練習をする

学力検査では、わからない問題で止まらないことが大事です。

できる問題から解く練習をしておくと、選考日当日も少し安心です。

30分座る練習をする

学力検査は30分が2回ありました。

座って取り組むことが苦手な子は、家庭でも短い時間から練習しておくとよいと思います。

体操服や持ち物を早めに確認する

行動検査では体操服が必要でした。

選考日前日に慌てないように、持ち物は早めに準備しておきましょう。

保護者の仕事の予定を調整する

選考日、合格発表、入学説明会は、保護者が学校へ行く必要があります。

仕事をしている場合は、早めに休みを取れるようにしておくと安心です。

支援学校高等部の科は地域によって違う

支援学校高等部には、地域によっていろいろな学科があります。

わが家の地域では、一般就労を目指す学科と、重度の子の支援を中心とした普通科がありました。

普通科では、卒業後に福祉事業所へ通う子が多いです。

一般就労を目指す学科では、卒業後に企業の障害者雇用で働くことを想定して、作業や実習を行います。

ただし、学科の名前や内容は支援学校によって違います。

高等部の科については、学校説明会や見学、先生との面談で確認しておきましょう。

まとめ:支援学校高等部の入試・選考スケジュールは早めに知っておくと安心

支援学校高等部へ進学するときは、支援学校の中学部からそのまま上がるように見えても、実際には選考があります。

わが家の場合は、

  1. 進学希望を伝える
  2. 事前面談
  3. 願書提出
  4. 選考日
  5. 合格発表
  6. 入学説明会
  7. 入学準備

という流れでした。

支援学校高等部の入試・選考では、学力検査や行動検査があります。

保護者としては不安になりますが、普通科の場合は点数だけで合否が決まるというより、子どもの様子を見る意味合いもあると感じました。

ただし、定員のある学科では不合格になる可能性もあります。

子どもの特性や卒業後の進路を考えながら、どの学科を希望するかを学校と相談して決めることが大切です。

3月は、卒業式、選考日、合格発表、入学説明会と予定が多くなります。

仕事をしている保護者は、休みを取る準備も必要です。

支援学校高等部への進学は、卒業後の生活や就労に向けた大事な一歩です。

早めにスケジュールを確認して、親子で安心して準備していきましょう。

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