田舎だと夜車を走らせているとふいに小動物が前をよぎってしまうことが多いです。
もし車を運転していて小動物がでてきたらどうしますか?
教習所で教わること
車の免許をとるときは教習所に通います。
教習所では小動物がでてきたらそのまま轢くようにいわれます。
それはなぜのでしょうか。
小動物は車にぶつかっても支障がない
大きないのししや鹿などのような動物を轢いてしまったら、おそらく車も大破するほど衝撃があります。
なのでその場合は避けるか急ブレーキをかけると思います。
しかし小動物の場合は、轢いてしまっても多少ボディがへこむくらいで走行に支障はでないでしょう。
もし、小動物が前にでてきたからといって急ブレーキをかけたとたん後ろの車に追突されたとします。
また小動物がでてきたので避けようとして車線からはみ出てしまい、対向車と衝突したとします。
その場合、急ブレーキや避けたほうが過失を問われる可能性があります。
急ブレーキは”やむを得ない場合”とされていますので、衝突しても走行に支障がない場合は急ブレーキや避けるほうが過失があるとされてしまいます。
急ブレーキはルール違反である
実は走行中に急ブレーキをかけるというのはルール違反になります。
ただし”やむをえない場合”のみ急ブレーキがゆるされます。
小動物がでてきたからというのは”やむを得ない”とされないのでルール違反となってしまいます。
小動物が飛び出してしまった、対向車も来ているので避けられない。
残念ですがそのまま轢いてしまいましょう。
もし轢いてしまって走行に支障が出てしまった場合、速度がおちたり方向が変わってしまって他の車と事故を起こしてしまった場合は”やむを得ない”状況ですので過失が軽減されます。
小動物と衝突すると
もし小動物と衝突してしまうとどうなるかというと、単独事故扱いで自損事故となります。
自損事故なので車両保険に入っていたら修理費は保険金でどうにかなりそうですね。
車両保険は自損事故で使えますから、保険料が高くなるからとはいらないのはよくないです。
積極的に入っておくべきと思います。
まとめ
運転中に小動物がでてくることは田舎ではよくあることです。
ちいさくてもやっぱりびっくりして避けます。
夜だと車が少ないのでどうにかなりますが、車が多いと事故につながってしまいます。
急ブレーキをかけるのは違反になりますので、避けたら事故になりそうなときは、かわいそうですがそのまま轢いてしまいましょう。
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