小学生や中学生の子供が朝なかなか起きてこない。
夜遅くてもねむくないからと起きている。
受験が近いのに朝起きれなくて受験どうなるんだろう。
というお子さんはいませんか?
朝起きれないのは血圧が低いから
朝なかなか起きれないお子さんがいたら、まず朝に血圧を測ってみてください。
布団の中で安静にしてはかり、立ち上がってしばらくして血圧をはかってみてください。
もしかしたら立ち上がったときにふらつくかもしれません。
血圧がひくいと脳に血がまわりません。
脳貧血をおこしてふらついたり、顔色が真っ白だったりします。
起きれないのはわざとではない
なまけてる!
学校をさぼりたいからだ!
朝起きれない子供をもつ親にはそういって子供を責める親がいます。
けど朝起きれないことは子供も苦痛に感じているはずです。
朝ふらふらしているけど昼間になったら普通にもどってる。
そんなときは普通になったときに、朝どんな状態なのか聞いてみてください。
子供も朝起きれないことに悩んでいるかもしれません。
病院でOD検査を受ける
朝起きれないとわかったら、早めに病院でOD検査を受けてください。
OD検査は血圧を測定したり採血をして貧血があるか検査します。
朝いちばんでいくのがいいですが、朝なかなか起きれない時は起きれたタイミングでいくといいでしょう。
そこで起立性調節障害と診断されたら、血圧をあげる薬で治療を行います。
薬で治療
起立性調節障害は血圧が低いので血圧をあげる薬を使います。
もし採決で貧血がでていたら貧血の治療を行います。
薬に抵抗があるかもしれませんが、血圧が上がる薬を飲むと劇的にかわりますので、まずは薬で朝起きれるようにして、薬がなくても起きれるように生活を変えていく必要があります。
サプリメントでと思う場合は、ヘム鉄をおすすめします。
鉄分不足になると血に影響があります。
鉄分はなかなか食物からとれないので、サプリでとるほうがてっとりばやいかもしれません。
生活習慣の見直し
起立性調節障害は生活習慣の見直しをします。
夜おそくまで起きていない。
眠くなくても布団にはいる。
寝る2時間前からスマホやゲームはしない。
食事は毎日3食食べる。
適度な運動をする。
水分をおおめにとる。
塩分は制限がないので、1日1個でも塩飴をなめるなどしたらいいそうです。
食事に味噌汁を出したり、うめぼしをたべさせたりすると塩分がとれます。
朝は塩むすびとか。
まとめ
子供が朝起きれなくなるとどうしても学校にいけなくなってしまい不登校状態になります。
途中から登校するのでもかまわないと思いますが、親が共働きで家にいないばあいはどうしても子供が休んで家にずっといるようになります。
そうなると高校受験がきびしくなってきます。
朝起きれないと高校にもいけません。
なので早く朝起きれないことがわかれば、病院で相談して検査を受けるなりして治療をしていきましょう。
起立性調整障害のほかに、自律神経失調症の可能性もあります。
学校でいじめにあっていて、学校に行きたくないとおもっているときは、なかなか朝起きれこれなかったりします。
学校にいかなくていいときに、朝早く起きれるという場合はストレスをうたがったらいいかもしれません。
そのときは子供のいいぶんをよく聞いてあげてください。
実際にいじめにあっていた場合は学校にいってもなかなか対策をしてくれないことが多いので、あまりにひどいいじめは教育員会にでむいたほうが早いです。
また地域の市議会員さんに相談するといいかもしれません。
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