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人工呼吸器と酸素マスクの違いとは 勘違いしているかも

病気

人工呼吸器をつけたって聞いたけど、どういうものなのかはっきりわかっていない人がおおいと思います。
そこで人工呼吸器と酸素マスクの違いについて解説していきたいと思います。
どちらも経験済みです。

酸素マスクって

ICUに入っている人がyoutubeで動画をアップしているのを見ると、鼻に管がとおっていて鼻から息をすっていますよね。
あれは酸素吸入です。
鼻の穴のところに管をとおして、ちょうど鼻の穴の場所に管の穴があって、鼻で息を吸うと管からの酸素を吸うことができます。

参考までに写真を貼ります。(あ、うちの子の小さい時です)
これは赤ちゃんですが、鼻に管があるでしょ。
細気管支炎にかかってうまく呼吸ができなくて酸素吸入をしました。
指に器具をつけて(光がついているもの)血液中の酸素濃度をはかるのですが、それが低くなっていたら酸素を吸入します。
そういえば手術をして意識がもどったときに口と鼻を覆うマスクをします。
あれも酸素吸入です。
あまり大きな手術でない場合はマスクをしないこともあります。
これは、酸素を多くとりこむために行う処置です。

人工呼吸器とは

人工呼吸器とは、呼吸ができない人にたいして呼吸を助ける装置です。
全身麻酔の手術は呼吸も麻酔でとまります。
(呼吸がとまって数分意識がありました。息してなかったのをはっきり覚えています)
呼吸がとまっちゃうので呼吸をさせる機械をとりつけます。
口をあけて喉の奥の気管に管をとおします。
緊急手術のときは無理やり管を通すので、あとから血の痰をだすこともあるのだとか。(看護師さんから聞きました。気管が傷つくこともあるそう)

写真は違うものです

医療関係のドラマをみたらわかると思います。
手術されている人の口から管がでていると思います。
あれが人工呼吸器です。

手術の場合は口から管をいれます。
しかし、肺炎などで呼吸が不安定になったときは、のどから気管を切開します。
どういう基準で気管切開するのかは医者ではないのでわかりません。
気管切開で人工呼吸器をつけられると、もちろん声がだせません。
そして咳やたんがだせません。
吸引器ですいとってもらわなければいけません。

酸素マスクより人工呼吸器のほうがものすごく辛いです。

人工呼吸器はものすごく負担がかかる

人工呼吸器は口から気管にかけて管をとおります。
これを外したあと、気管支が傷ついて痰がすごくでます。
手術して翌日から痰が出始めます。
開腹手術をした後は咳をするのも痛いです。
でも咳をして痰をださないといけないんです。
すごく辛いです。
喉を切開したら傷ができます。
喉の切開はしたことがないので後がどうなるのかわかりませんが、体の負担は大きいと思います。
どちらにしても、人工呼吸器は体に負担がかかりますね。

 

まとめ

人工呼吸器って全身麻酔をすると経験します。
全身麻酔だと麻酔で眠ったあとに気管に管をとおし、手術室で意識がもどってから管をはずします。
手術室で目覚めても、意識もうろうとしてたいてい覚えていないので、管がとおっるという感覚がないです。
気が付いたら観察室やICUなどの病室だったということが多いです。
数日たって、なんか喉に違和感あるな・・・という程度の人が多いです。
緊急手術の場合は4~5日間ほど痰がつまって咳がひんぱんにでます。
咳き込んだあとの傷口の痛さでもだえるくらいです。
酸素マスクのほうがただかぶせるだけなのでそっちのほうがいいですね。
健康なことが一番だと思います。

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